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2011年02月13日

#271 野外教育安全フォーラム

わらべの森ではなく、玄海青年の家に行ってきました。

最近、リスクマネジメントという言葉を耳にする事が多くなりました。
MTBなんて危険なイベントに関わっている以上、無にするわけにはいきません。

野外活動の事故を担当されている弁護士の方から判例を中心に話が進められました。
気になるフレーズを書き留めておきます。
#271 野外教育安全フォーラム
・事故が起こると被害者は、もちろん悲しむわけですが、加害者側も好きで事故を起こしているわけではないので、苦しむことになる。
・「リスクを洗い出す」能力を高める、
・「意識がある」ところでの事故は防げる。重大な事故は「意識がない」ところで生じる。
・より多くのリスクを意識できるようになること。
・予見義務、経過回避義務
・判断基準は当該分野ポジションの平均人を基準とする。
・謝罪→窓口の一本化→被害者との密な連絡
・注意喚起→応急措置→連絡
・装備チェック表(紙にするなどのチェック法)
・指導者1名は原則禁止
・受講者がそれをできるかの能力の判断
・下のレベルに合せる。
・注意は「なぜしなといけないのか」まで説明する。
・注意は始める前、最中などでも行う。
・子供は予想できない事をするから、それを予想した計画を立てる。
・子供の事故は、見失わないこと。その為に役割分担する。


事故が怒らない為に、起きた時に被害を最小限にとどめる為に
1. 安全対策マニュアル(運行規定)を作る
2. 日報、ログをつける(下見情報、反省会記録)
3. 参加同意書を取る(免責同意書はダメ)

運行規定、催行基準については、ガイド協会の加盟のときに作成して提出しました。
こちらを見直して、スタッフに熟知してもらう必要があるようです。

コストと安全のバランスを図っていくのは、難しいですね。
参加者、スタッフの協力の下にオバQの活動は成り立っています。
コレに甘えずに、できる範囲キチンと整えていかねばなりませんね。

kojiさんあのキャンプ場の管理の方や保険屋さんやらも来られていましたね。


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Posted by オバQ at 19:36│Comments(1)現実
この記事へのコメント
予見可能性
予見可能性
予見可能性

その能力を研ぎ澄ます。
Posted by コーキチ at 2011年02月13日 22:19
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